◾️エチオピア グジG-1 ウラガ タベ・ブルカ ウォッシュド 150g
国 エチオピア
標高 1800-2000m
エリア オロミア州グジ、ウラガ
品種 在来系品種
農園名 タベ・ブルカ・ウォッシングステーション
生産処理 ウォッシュド
生産者 周辺に暮らす300の小規模生産者(代表タデッセ・エレマ)
◾️2025年カッピングコメント
明るくフレッシュな風味
シトラス系の明るく爽やかなフレーバーが特徴的で、白ワインやライム、グレープフルーツ、ライチなどフレッシュな風味を感じます。甘さもシロップのような甘みがしっかりと感じられ、アシディティもジューシーな印象を持っているように思います。選別も良く、エチオピアのキャラクターを十分に楽しんでいただける銘柄かと思います。ぜひ今期もお楽しみください。
◾️高品質を目指すバルクメ社
バルクメ社は、エチオピアのオロミア州グジゾーンのスケ・ワラカタ村近郊にあるタベ・ブルカ・コーヒーウォッシングステーションを運営しています。同社のオーナー、タデッセ・エレマ氏は1995年からコーヒー業界に携わり、3つのウォッシングステーションと2つのドライミルを所有しています。特に標高2000m付近のシダモの高地産のアラビカコーヒーに注力しており、オロミア州にも2つの農園を所有。地域の700以上の生産者と提携し、技術向上を図りながらスペシャルティコーヒーの生産を支援しています。2008年に設立されたタベ・ブルカ・ウォッシングステーションは、この地域で初の施設で、学校や道路建設にも寄与しています。また、高品質なコーヒー生産を目指し、農家にインセンティブを提供。農家はエンセーテなどの作物も育てており、これは地元の主食であり、コーヒーの木を守る働きもあります。バルクメ社では、収穫期のチェリーを選別し、ブルカ川の水を使った発酵・水洗工程を経て、ドライパーチメントに仕上げます。エチオピアの法規制の下、以前は十分なトレサビリティが得られませんでしたが、近年の流通改革により、独自のダイレクトトレードを開始し、世界で高い評価を得ています。