◾️コロンビア エル・グアモ ジャスミン・オルドネス 150g
国 コロンビア
標高 1775m
エリア カウカ県フロレンシア、エル・カンポ
品種 コロンビア
農園名 エル・グアモ農園
生産処理 ウォッシュド
生産者 ジャスミン・オルドネス
◾️2025年カッピングコメント
華やかでマイルドな甘さ
レッドフルーツ系の華やかなアロマとココアのような甘さ、マウスフィールのしっとりとした心地よさなど魅力を持ったコーヒーに感じます。ビターチョコレートのような苦みの印象がアフターテイストに感じ、浅煎りですとこのビター感の良し悪しはあるように思います。サンチュアリオが好きな方には選択肢に挙げて頂きたい銘柄でもあり、カウカらしい華やかでマイルドさを持った伝統的な風味の銘柄かと思います。
◾️新しい農園での挑戦
ジャスミンさんはエル・グアモ農園を20年前に開いたコーヒー生産者で、幼少期からコーヒーの生産を学び、家族の手伝いをしてきました。彼女はコーヒー生産に時間と労力がかかる一方で、その苦労に見合う収益を得ることが難しいことを経験しています。そこで、彼女は常に自ら生産したコーヒーが正当に評価される方法を模索しており、スペシャルティコーヒーの市場に出会いました。スペシャルティコーヒーは品質が重視されるため、ジャスミンさんはフィードバックを受けつつ、さらに品質向上を目指して農園を改善しました。 彼女の農園、エル・グアモは、専門家の助言を受けつつ計画され、コーヒーの木を効率的に植えることで将来の可塑性を考慮しています。エル・グアモ農園では、厳選された熟度のダークパープルのコーヒーチェリーを収穫し、半日ほどチェリー状態で置いた後にパルピングを行います。その後、発酵槽でドライファーメンテーションを行い、ミューシレージを完全に除去した後、水洗を行います。 さらに、乾燥工程は、初期乾燥をパティオで行い、三角屋根型のビニルハウスで仕上げの乾燥を行うことで、温度を適切にコントロールし、長期間かけてじっくりと乾燥させて品質を維持しています。現在、彼女は品質改善のために新しい技術を積極的に取り入れており、エル・グアモ農園で行っている試みが彼女の家族や過去の農園にも恩恵をもたらしているとしています。この挑戦により、彼女自身の農園の品質向上にも寄与しており、家族全体の幸せにも繋がっています。