◾️コロンビア カウカ エル・プログレッソ ウォッシュド　１５０g

国　コロンビア
標高　2000m
エリア　カウカ県トトロ、ブエナヴィスタ
品種　コロンビア
農園名　エル・プログレッソ農園
生産処理　ウォッシュド
生産者　オスカル・エドアルド・レアルペ


◾️2025年カッピングコメント
爽やかな風味とアクセント
ダークチェリーや青りんご、ミカンのフレーバーがそれぞれの熟度と爽やかさを感じさせ、アフターテイストにはハーブティーのようなスパイシーな印象も残ります。マウスフィールも高品質で、アフターテイストまで伸びやかさが続きます。エル・グアモはトラディショナルなカウカコーヒーのイメージがありましたが、こちらのロットはスパイシーで野性味があります。ぜひ一度試してみてください。

◾️品質向上を目指す若き生産者のこだわり
コロンビア南部を代表するコーヒー産地の一つであるカウカ県では、標高2000ｍ付近の高原地帯で豊かな火山灰性土壌により、酸味と甘みに優れたコーヒー豆が生産されています。エル・プログレッソ農園のオーナーであるオスカーさんは、ご両親の影響でコーヒー栽培に興味を持ち、高品質のコーヒーを安定して生産するために様々な知識を深めています。この農園では、コーヒーの木を健康に保つために、天候や木の状態に応じて肥料の量や栄養素の割合を調整し、3〜4カ月ごとに除草や剪定を行ってリスクを防いでいます。また、収穫はチェリーの熟度や気候に合わせて調整され、最適なタイミングで行われます。収穫後は、チェリーを水の中に入れて浮遊物と沈下物に分け、手作業で最終選別を行って高品質のものだけを処理します。選別が終わると36時間の発酵工程を経て果肉除去を行い、さらに18時間の発酵工程を発酵槽で行い、ミューシレージを分解します。その後、2度の水洗工程を経てウェットパーチメントに仕上げ、ビニルハウス型の乾燥場でおよそ2週間かけて乾燥を行います。乾燥場は3段のメッシュ型パティオで構成されており、通気性の確保や段による温度調整が可能な新しい設備で、1日に4回攪拌作業を行い、水分を均一に整えています。これにより、エル・プログレッソ農園では、品質の高いコーヒーが生産されているのです。